SNSや本屋で注目されている「だいじだいじどーこだ?」をご存じですか?
注目されている理由は、幼い子にも分かりやすく自分の身体の大事な部分を教えることができるからです。
子供に「自分の身体の大事な部分」や「性」について教えるのは難しいですよね。
そんな時に役立つのが、今回紹介するはじめての性教育にぴったりな絵本「だいじ だいじ どーこだ?」です。
だいじだいじどーこだ?の絵本を「我が子に買うにはまだ早いかな?」と悩んでいるママさんの参考になれたら嬉しいです。
- だいじだいじどーこだ?を「いつ買うか」「買った方がいいのか」と悩んでいるママさん
「だいじ だいじ どーこだ?」とは
はじめての性教育絵本として有名です。
子どもが初めて自分の「からだ」と「性」について知る機会をあたえてくれる絵本として作られています。
しかし「性」という難しい内容ではなく、自分のプライベートパーツ(水着で隠れる部分)について知ろうという簡単なもの。
対象年齢は3歳~4歳くらいですが、2歳6カ月前後で読み聞かせてもなんとなく理解してくれて楽しめる内容です。
「だいじ だいじ どーこだ?」がおすすめな理由
①主人公の性別がわからない
主人公の子どもは、女の子のようで男の子とも言える可愛いフォルム。
あえて区別しないことで読み手の子どもが感じる性別で読み進めることができます。
髪の毛をあえて長すぎず、身近すぎずというボリューム感でニュートラルな主人公にしたみたいですよ。
②“はじめて”の性教育にピッタリ
この絵本は“はじめての「からだ」と「性」のえほん”として作られています。
そのため3歳くらいの子も絵本を見ていれば、口、胸、おしり、性器は大切な場所(プライベートパーツ)と感じるはず。
でも「プライベートパーツ」と覚えるのは難しそうですよね。
そこで覚えやすく使いやすい言葉として、プライベートパーツのことを「だいじだいじ」と表現されているんだろうなと感じます。
③やんわり自己防衛を教えてる
だいじだいじどーこだ?では、プライベートパーツは「とくべつ だいじ」なところと紹介しています。
その「とくべつ だいじ」は自分だけのものですよね。
誰かが触ろうとしたり、撮らせてとなったときにどうしたらいいのか。
幼児ができる自己防衛として「No」や「逃げること」を教えています。
「だいじ だいじ どーこだ?」の口コミ
購入された方のほとんどが★4~5という高評価。
子どもからの興味が低い子も中にはいるようですが、作品に対して満足されているようでした。
しかし低い評価も書かれています。
低評価の口コミは大きく2種類。
「梱包が酷かった」という配送について意見と絵本の内容で「(プライベートパーツは)“なぜ大事なのか”が書かれていないから」という意見でした。
考察:“なぜ大事なのか”が書かれていない理由
確かに「なぜ大切なのか」は書かれていませんが、私はあえて書いていないんじゃないかな?と考えています。
なぜなら絵本のイラストに携わった川原瑞丸さんが
対象年齢は3〜4歳くらいのお子さんで、まずは自分の「プライベートパーツ」(水着を着た際に隠れる部分)について知ろうという、副題の通り「はじめての「からだ」と「性」のえほん」となっています。
川原瑞丸 works だいじだいじどーこだ?
このようにご自身のホームページに書かれています。
3~4歳は「なぜなぜ期」でなんでもかんでも「なんで?」「どうして?」の質問ばかりなので、それに答えることを考えると「なぜ大事なのか」の答えが必要だったかもしれません。
しかし「なぜ」の質問に答えるように作ると難しい絵本になってしまうんじゃないでしょうか?
“はじめての”という導入だけなら、何となく“大切なんだなぁ”くらいが丁度いいと感じます。
「だいじ だいじ どーこだ?」は何歳から?
「だいじ だいじ どーこだ?」の対象年齢は3歳~4歳くらいです。
というのも、この絵本は著書・遠見才希子医師と当時2歳だったお子さんとのエピソードが入っています。
2歳0カ月だと「だいじ だいじ」をどこまで理解できるのかは分かりませんが、2歳6カ月~3歳以降になれば、絵をみてなんとなくでも理解しようとするのではないでしょうか。
また購入された方の口コミを見ても3歳が多いようにみえました。
しかしその子の興味関心にもよりますが、年齢が上がるとこの絵本では物足りないかもしれません。
それは先ほど書いた「なぜ大事なのか」が書かれていないからかもしれないので、その場合はまた別の絵本を探す必要がありそうです。
ちなみに娘には2歳5カ月頃に購入しました
「だいじ だいじ どーこだ?」購入のタイミング
「だいじだいじどーこだ?」をプレゼントするなら3歳頃がオススメだと思います。
特に夏前がおすすめ。
なぜなら薄着になる機会やプール、水遊びで水着を着る機会が増えるのでプライベートパーツについて教えるタイミングにぴったりだからです。
ちなみに娘が通う幼稚園でもプール開き前に紹介されていました。
また2歳過ぎるとおしゃべりが発達してくるので絵を見てなんとなく理解してくると思います。
早めの購入なら2歳6カ月頃が良さそうです。
「だいじだいじどーこだ?」の絵本はプライベートパーツは「なぜ大切なのか」を教えるというよりも「とりあえず大切らしい」と感覚的に伝えることができる1冊です。
3~4歳のお子様に“はじめての性教育絵本”としてプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
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