
タップダンスってどうやって練習したらいいんだろう?
タップダンスを習い始めると自主練習の方法が気になりますよね。
タップダンスを習い始めた最初はステップを踏むことが中心で、簡単なステップなら次回まで覚えていられると思います。
しかしレッスンが進むにつれて最初のステップを忘れたり、少しハードルが上がると、その日のレッスンで覚えられないという事が出てくるので、次回までに練習しようと考えますよね。
私も先生や上手に踊っている生徒に「どうやって練習してるの?」と尋ねたりしました。
その上で私が実際に練習していた方法やオススメの練習場所を紹介しようと思います。
タップダンス|どうやって練習するのがいい?


レッスン前後の教室で練習
レッスン前後での練習は前回までに習ったステップを思い出す、当日のレッスンで分からなかったところをおさらいする、という程度の練習と考えています。
教室の環境にもよりますが、レッスン後に次のクラスがない場合ある程度残って練習が出来たり、家で練習しても解決できなかったステップを改めて教えてもらえるというメリットがあります。
ただレッスン前後での練習には時間が限られていることや、次回までの時間が空いてしまうので限界があります。
コンパネがあればタップシューズで練習できる
タップダンス専門の教室の場合には全面フローリングという環境だったり、カルチャースクールのように色々な講座を開いている教室では、床が傷付かない為にコンパネ(厚い板)を敷いて練習しています。
タップダンスは“ダンス”とはいえ足で奏でる音楽です。ピアノやバイオリンなど自宅で練習する楽器のように近所に音が響くので、家で同じようにコンパネを敷いて練習してみると、教室では気付かない音の大きさに驚くと思います。
そのためコンパネを使用した場合の消音が気になりますよね。
私も気になり先生に伺ってみたところ「部屋を閉め切って、厚手のビニールシートを板の上に敷いてみる」でした。しかし実際に敷いても気持ち程度の消音という印象です。
またビニールシートの種類にもよると思いますが、滑り止めが効いて踊りにくかったという印象もあります。
自宅でタップシューズを履いて練習する場合、音の響きを割り切ることが大切だと思います。
いつでも出来る!靴下で練習
私は自宅のフローリングで練習していました。
なぜなら家での練習はステップを覚えるのに最適だと考えているからです。
もちろんタップシューズを履いて練習をするのが一番ですが、賃貸や一軒家でも近所に音が響くという騒音問題があります。またどちらの場合も床が傷ついてしまいます。
しかし靴下での練習なら床が傷つきません。無理のない範囲の練習なら下の階に迷惑をかけることもなく、自分の都合で練習できますよね。自分が納得できるまで練習することも可能です。
デメリットはタップシューズを履いていないので、自分の音が分からないという点になると思います。また、靴下なのでステップによっては滑りやすく注意が必要です。
練習方法 | 場所 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
レッスン前後 | 教室 | ステップのおさらいができる | 練習時間が短い・レッスンまで時間が空く |
コンパネを利用 | 自宅 | タップシューズで練習可能 | 近所に音が響く、床が傷つく |
靴下で練習 | 自宅 | 納得するまで練習可能 | 自分の音が分からない、滑らないように注意 |
レンタルスタジオがおすすめ





レンタルスタジオって何?
レンタルスタジオは時間貸しのスペースです。
バンド音楽などをやっている方には身近なレンタルスタジオだと思いますが、店舗によってはダンスの練習ができるのをご存じですか?
多目的のスタジオや楽器演奏、ダンス練習も可能なレンタルスタジオなどがあり、ダンス可能なスタジオならタップダンスもレンタルスタジオで練習することができます。(店舗に確認は必要です)
自主練習をするのにとてもおすすめです。
私は静岡県に住んでいるので、音楽天国というレンタルスタジオを何度か利用しました。
レンタルスタジオがおすすめの理由
レンタルスタジオは事前に予約した時間での練習になります。
時間が限られているため練習時間を無駄にできません。
さらに壁も鏡張りの面があるので、ステップを踏んでいる時の姿勢や発表会に向けた見栄えのする踊り方など、レッスンでは気付かない自分の仕草に気づいたり、集中して練習が可能です。
また防音や音響機器が備わっている事が多いと思います。
自宅での音漏れや曲が聞き取りにくいという問題点も解決でき、自分の音を確認しながら集中して練習できます。
しかしスタジオを借りるので練習にお金がかかり、使いたい時間が埋まっている事があるというデメリットがあります。また練習するためにコンパネの持ち込みも必要です。
練習時間は早めに予約しましょうとしか言えませんが、利用料は大きな部屋を複数人で利用し割り勘にすることで、1人で借りるよりも安くできます。
レンタルスタジオがある地域ばかりではありませんが、借りて練習が可能ならタップダンスの上達に役立つと思います。
- 時間が限られているので集中できる
- 部屋の防音で周りを気にせず練習できる
- 姿勢を確認できる
- 音響機器で曲を掛けて練習できる
- 先約で借りられない場合がある
- コンパネの持ち込みが必要
- レンタルスタジオが近くにあるとは限らない
まとめ


タップダンスの練習方法は人それぞれ練習しやすい方法があると思います。
私は辞める少し前までレンタルスタジオを知らず、知った後も通うには遠いと判断したため、自宅で靴下を履いて練習するという方法をとっていました。
レンタルスタジオを借りて練習する方法を知らなかったからこそ、自宅でステップを覚え、レンタルスタジオで自分の音や姿勢を確認しながら集中的に練習するという流れが上達の近道ではないかと今なら思います。
レンタルスタジオがある地域ばかりとは限りませんし、借りる環境や金銭的な余裕などがあればレンタルスタジオで練習してみてはいかがでしょうか。




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